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Photo by Kazuhito Koizumi
Photo by Munetaka Onodera
建築概要
竣工年
|2022
用途
|カフェ兼用住宅
場所
|千葉県習志野市
構造
|木造
階数
|地上1階
家族構成
|夫婦2人+犬2匹
敷地面積
|277㎡
建築面積
|115㎡
延床面積
|96㎡
設計
|久保木 亮太+山口 貴司
施工
|中野工務店
郊外住宅地のカフェ付き平屋
定年後の夫婦と2匹の犬が暮らす平屋住宅である。
定年を迎え、子育ても終えた夫婦が新しい生活を送るため、古い2階建の既存家屋を自宅カフェの開業も視野に入れた平屋に建て替えることとなった。
1期工事のS(House+Salon)と同様、グレーの家型と白い箱が重なり合う建物構成とすることで、住宅街という環境の中で開放性とプライバシーのバランスをコントロールしている。
カフェ/ダイニングとカフェテラスは、道路側に配置することで、地域住民が出入りしやすい賑やかな空間とし、リビングや個室等の居住スペースは、その奥に配置することで、静かなプライベート空間としている。
リビングとつながるドッグテラスは、ほどよくプライバシーを守られながらSのポーチに近接することで、家族の憩いの場となる。
平面移動のみで単調になりがちな平屋での生活体験を豊かにするため、形状の自由度が高い天井の表現を空間ごとに変化させている。
地域住民も出入りするカフェ/ダイニングは、明るいドレープ天井とすることで、天井が高く軽やかな雰囲気とした。一方、家族がくつろぐリビングは、暗めのヴォールト天井とすることで落ち着いた空間とし、同じアール天井でありながら異なる2つの世界をつくり出している。
この場所が、2人で老後をゆっくり過ごすための家であると同時に、地域社会と関わっていくための拠点となることを目指している。
detail
Plan
Section
ポーチ
カフェ/ダイニング
リビング
洗面所
書斎
Diagram
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