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Photo by Munetaka Onodera
建築概要
竣工年
|2022
用途
|専用住宅
場所
|埼玉県さいたま市
構造
|木造
階数
|地上2階
家族構成
|4人(夫婦+子供2人)
敷地面積
|124㎡
建築面積
|67㎡
延床面積
|112㎡
設計
|久保木 亮太+荒井 亮蔵
構造設計
|川田知典構造設計
施工
|シグマ建設株式会社
木の梁が連なる大きなLDK
敷地は大宮から1駅の閑静な住宅街。
3方を住宅に囲まれ、道路側上部の眺望が抜けている環境のため、2階に道路側へ開いたLDKを設け、1階に落ち着きのある個室を配置することが早々に共有された。
玄関を入ってまず目に入る壁面の塗装は、施主家族自らが行った。
施主夫妻が新婚旅行で訪れたメキシコの風景にインスピレーションを得た、鮮やかなピンク色の壁面である。
2階は最小限の間仕切りのみを設けた大空間である。
施主の趣味である料理をふるまう大きなダイニングテーブルを中心に、オープンなキッチン、段差によりダイニングと緩やかに分節されたリビングを配置し、全体を木の梁が連なるリズミカルな天井で覆っている。
リビングの大開口越しにはウッドデッキのバルコニーを設け、空間にさらなる広がりをもたらしている。
ダイナミックさと施主家族の持つ柔らかい雰囲気が共存する空間は、施主からの要望を共に育て、なるべく素直に統合していった結果得られたものである。
日が暮れると、2階の大開口からカーテン越しに漏れる室内の明かりが遠くからも望める。
施主は、仕事終わりに駅からの帰路で目にするその情景を、とても気に入っていると語ってくれた。
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