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Photo by Munetaka Onodera
建築概要
竣工年
|2022
用途
|専用住宅
場所
|東京都国立市
構造
|木造
階数
|地上2階
家族構成
|夫婦2人+子供1人
敷地面積
|199㎡
建築面積
|71㎡
延床面積
|126㎡
設計
|久保木 亮太+山口 貴司
構造設計
|川田知典構造設計
施工
|シグマ建設株式会社
コーナー開口のあるシルバーの家
緑豊かな文教地区に位置する敷地内には、クライアントの親族(親世帯と兄世帯)が住む2棟の家が建っており、庭やアプローチを共有して暮らす、おおらかな雰囲気があった。
水回りを明るく風通し良くしたいという奥さまと、独立したワークルームがほしいという旦那さまの要望を実現しながら、環境や親族と豊かに関わり合うための家について考えた。
異なる機能を持った「5つのテラス」によって内と外の様々な関係性を調整する。
1階の北側に壁で囲った「光テラス」を設け、そこに面して浴室や脱衣室を配置することで、道路や隣家からプライバシーを守りながら、明るく風通しの良い水回りを実現している。
2階の光テラスに面して設けた「ワークテラス」は、ワークルームとつながる屋根下のウッドデッキスペースであり、仕事だけでなく、休日には趣味のキャンプ道具を広げられるようにした。
その他、「アプローチテラス」「芝生テラス」「物干しテラス」も設けている。
北東側コーナーの大開口は、テラスに光と風を導くとともに、街並みや空へ視線が抜けるようにすることで、空間に広がりをもたらしている。
コーナー開口やテラスを介して生活を開くことで、街や家族とほどよくつながることができる家になったと思う。
竣工後に訪れた際、南のテラスから隣のお子さんが自由に出入りする微笑ましい様子が伺えた。
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