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House Salon S

Photo by Tatsuya Arai

建築概要

竣工年

|2021

用途

|サロン兼用住宅

場所

|千葉県習志野市

構造

|木造

​階数

|地上2階

家族構成

|夫婦2人+子供1人

敷地面積

|141㎡

建築面積

|55㎡

延床面積

|98㎡

設計

|久保木 亮太+山口 貴司+荒井亮蔵

施工

|このみホーム

detail

クライアントからは、将来的に自宅サロンを開けるようにしたいということと、白くて明るい空間にしたいという要望を受けた。

住居と店舗の関係性と、旗竿地という全周を建物に囲まれた環境の中で、プライバシーを確保しながら採光や通風などの自然環境をいかに取り込めるかが課題となった。

 

周辺に馴染みやすいグレーの家型の住居(2階建)と、鮮やかな白い箱の店舗がかみ合うようなつくりとすることで、住居と店舗という2つの異なる用途が外観上も明快に分かるようになった。

 

店舗の白い箱は南に配置し、道路からサロンが視認できるようにした。

さらに箱の上をルーフテラスにして住居の2階とつなげることで、隣家からの視線を遮りながら南からの自然光を取り込み、明るく開放的なLDKとした。

 

室内は白で統一しつつも、ツヤのあるセラミックタイルや、ザラザラとした珪藻土などの様々な質感で仕上げることで、ムラのある陰影や抽象画のような反射光を楽しめるようにしている。

 

施工は地元ハウスメーカーに依頼し、メーカーの標準仕様を多用することで、コストを抑えつつも質の高い家を実現した。

「グレーの家型+白い箱」という単純明快な構成は、2期工事のK(House+Cafe)にも引き継がれる共通のデザインコードとなった。

旗竿地のサロン付き住宅

Plan

Diagram

Section A

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