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概要
竣工年
|2019
用途
|蕎麦屋兼ギャラリー
場所
|東京都中央区銀座5丁目
延床面積
|185㎡
設計
|山口 貴司
路地状のギャラリーレストラン
detail
銀座の中心部に建つビルの14階に構える蕎麦屋兼ギャラリーである。
銀座らしさを取り入れ蕎麦の文化的発展に寄与するような店づくりが求められた。
銀座には大小様々なギャラリーが多く点在しており、街を散策しながら芸術を鑑賞する文化が根付いている。
そこで空間をギャラリーのように仕立て、芸術と蕎麦を掛け合わせることで、蕎麦文化の向上を試みることにした。
さらに作家や作品を定期的に入れ替えることで店舗が更新性を獲得し、新陳代謝が活発な銀座における飲食店の持続可能性を高められると考えた。
空間は、細長い建物形状を活かし、銀座の路地のような奥行きが感じられるようなつくりとしている。
銀座中央通りのように賑わうエントランスホールや、絵画が並ぶ静かな画廊、音楽に包まれるミュージックホールなど、細長い空間の中で形状や仕上げなどを変えることで、人の集まり方や鑑賞環境に差異を生み出しながら、緩やかに分節した。
職人と作家のコラボレーションによって、蕎麦と作品が互いに芸術性を高め合い、銀座の文化に溶け込んでいくことを目指している。
Plan
Section A
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